菊陽大津店・サービス部
白田
やわらかい雰囲気でお車のお悩みに寄り添います。
こんにちは。菊陽大津店・サービス部の白田です。ゆっくり見ていきましょう、という気持ちでいつもお客様のお車と向き合っています。
5月に入り、熊本・菊陽・大津エリアも日差しが強くなってきましたね。梅雨が来る前の今がまさに「季節の変わり目メンテナンス」の適切なタイミングです。特に中古EVは「メンテナンスが少なくて楽」と言われますが、だからこそ見落としがちな点検ポイントがあります。今日はわかりやすくお伝えします。
なぜ梅雨・夏前のメンテナンスが大切なのか
EVのバッテリーは高温と多湿に弱い性質があります。熊本の梅雨時期(6〜7月)は気温と湿度が同時に上昇し、バッテリーへの負荷が高まります。また夏のエアコン使用は航続距離に影響します。この時期に状態を確認しておくことで、夏本番に安心して乗り続けられます。
CHECK 01:タイヤの空気圧と溝の確認
気温が上がると空気圧が変化します。EVはタイヤへの荷重が大きいため、空気圧管理がガソリン車以上に重要です。適正空気圧(車種によって異なりますが、多くのEVで前後230〜250kPa(2.3〜2.5kgf/cm²))を確認し、月1回のチェックを習慣にしましょう。タイヤの溝残量も確認してください。雨の日のグリップ力に直結します。
CHECK 02:エアコンフィルターの清掃・交換
EVの室内空調はエンジンの廃熱ではなく電力を使うため、エアコン効率がそのまま電費と航続距離に影響します。エアコンフィルター(花粉フィルター)が汚れていると冷却効率が落ち、エアコンの消費電力が増えます。一般的な交換目安は1〜2年または15,000km走行ごとです。菊陽・大津エリアは春の花粉が多いため、この時期のフィルター点検は特に効果的です。
CHECK 03:バッテリー冷却システムの動作確認
EVのバッテリーパックには温度管理システムが搭載されています。特に夏前にチェックしておきたいのがバッテリー冷却システムです。警告灯の異常がないか確認し、もし「バッテリー温度異常」や「充電に時間がかかる」と感じたらすぐにご相談ください。ゆっくり確認しましょう。
CHECK 04:ブレーキ液・冷却液の確認
EVはエンジンがないため「エンジンオイル交換不要」ですが、ブレーキ液(フルード)と冷却液(バッテリー・モーター用)は定期交換が必要です。ブレーキ液は2〜3年ごとの交換が一般的な目安です。冷却液はEV専用のものを使用しており、通常は5年前後での確認が推奨されています。
CHECK 05:12V補助バッテリーの確認
意外と知られていませんが、EVには走行用の大型バッテリーとは別に「12V補助バッテリー」が搭載されています。ランプ類・電子機器・充電システムの起動に使われるもので、この補助バッテリーが弱ると車が起動しないトラブルに繋がります。一般的に3〜5年で劣化するため、購入から3年経過した中古EVは確認しておくと安心です。
まとめ:梅雨・夏前の点検で安心ドライブを
熊本・菊陽大津エリアの梅雨・夏前に確認すべきは「タイヤ」「エアコンフィルター」「バッテリー冷却」「ブレーキ液・冷却液」「12V補助バッテリー」の5項目です。難しく考えず、まずはご来店いただければ、私が一つひとつ丁寧に確認します。わかりやすくお伝えしますね。
▶ EVメンテナンスの基礎は中古EVの定期メンテナンス、何をすればいい?もご覧ください。
▶ 夏のエアコンと航続距離については夏のEV、エアコン使ったら航続距離はどうなる?もあわせてどうぞ。