健軍店・サービス部
元田
人見知りですが、整備の腕は確かです。お任せください。
こんにちは。健軍店・サービス部の元田です。普段は黙々と整備をしていますが、今日は少し話させてください(笑)。EV整備をしていて、お客様からよく受ける質問があります。
それは「熊本市内って渋滞が多いけど、EVには向いているの?」という疑問です。ちょっと見せてもらいますね、という感じで今日はEVと渋滞の関係をわかりやすく解説します。
Q. 渋滞が多いとEVの電費は下がるの?
結論から言います——EVにとって渋滞は「苦手」ではなく「得意」な環境です。
ガソリン車は渋滞でもエンジンが回り続けるため燃料を消費しますが、EVは停車中に電力をほとんど消費しません。また、ブレーキをかけるたびに「回生ブレーキ」が機能してバッテリーに電気を戻すため、渋滞や信号が多い市街地走行では電力を効率よく回収できるのです。
回生ブレーキとは何か?
回生ブレーキ(かいせいブレーキ)とは、車が減速するときにモーターを発電機として使い、運動エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに蓄える仕組みです。普通のブレーキが運動エネルギーを熱として捨てるのに対し、EVは減速するたびにエネルギーを回収します。
熊本市内を走行する場合、信号や渋滞で何度もブレーキをかける機会が多いため、回生で回収できるエネルギーも増えます。実際の電費データでは、市街地走行の方が高速道路走行よりも電費が良い(=航続距離が長い)ことが多く、これは回生ブレーキの恩恵です。
熊本市内での電費データ(参考)
実際に当店でお客様から聞いた走行データの目安です(個人差・季節・車種によって異なります):
- 熊本市内中心部(信号多め):日産リーフ40kWhで実走7〜8km/kWh前後
- 大津・菊陽〜熊本市内(郊外):5〜7km/kWh前後
- 高速道路(80〜100km/h巡行):5〜6km/kWh前後
このように、熊本市内の市街地走行(健軍〜通町筋〜水道町などの渋滞ルート)は電費が良い傾向にあります。
Bレンジを使うと回生が強くなる
多くのEVにはシフトレバーに「B」(ブレーキレンジ)が設定されています。これをONにすると回生ブレーキが強くなり、アクセルを離すだけで強めに減速します。慣れると信号手前からアクセルを離すだけで止まれるようになり、フットブレーキをほとんど踏まずに走れます(ワンペダル走行)。
Bレンジは熊本市内の渋滞区間や、健軍・東区エリアの信号の多い道で特に効果的です。ここが気になりますね、という方はぜひ一度試してみてください。
まとめ:熊本の渋滞はEVにとってプラスになる
熊本市内の渋滞が多い環境は、EVにとってむしろ電費向上のチャンスです。回生ブレーキでエネルギーを回収できるため、ガソリン車では「渋滞で燃費が落ちる」のに対し、EVは「渋滞でも電費が落ちにくい(場合によっては向上する)」という特性があります。通勤や買い物で熊本市内をメインに走る方にとって、EVは特におすすめです。
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