「中古EVを検討しているけど、年式が古いとバッテリーが心配…」「走行距離が多い中古EVって大丈夫なの?」——こんなご質問を、八代店でも毎日のようにいただきます。
結論から言います。年式と走行距離だけで判断すると、損をすることがあります。大事なのは、いくつかのポイントを組み合わせて見ること。今回は熊本で中古EV選びに迷っている方へ、失敗しないための見極め方を具体的にお伝えします。
ガソリン車の場合、「年式が新しく、走行距離が少ないほど良い車」という考え方が一般的です。中古EVにもこの考え方は当てはまりますが、EVにはもうひとつ大切な要素があります。それがバッテリーの健全度(SOH)です。
同じ年式・同じ走行距離でも、充電の仕方や保管環境によってバッテリーの状態は大きく変わります。熊本のように夏場の気温が高い地域では、その差がさらに出やすいのが実情です。だからこそ、年式と走行距離だけでなく、バッテリーの状態を合わせて見ることが重要です。
中古EVの年式選びで私がお客様にお伝えしているのは、「2019年以降のモデルを中心に探しましょう」ということです。
理由はシンプルで、2018〜2019年頃からEVのバッテリー技術が大きく進歩しているからです。たとえば日産リーフは、2017年に登場した40kWhモデル(ZE1型)からバッテリー容量が大幅に増え、航続距離が伸びました。2019年にはさらに62kWhの「e+」も登場しています。
年式が古いモデルでも状態の良いものはありますが、初めてEVを検討される方には2019年以降をおすすめしています。八代や熊本市内のお客様にも同じようにお伝えしています。
「走行距離3万km以内で探しています」というご相談をよくいただきます。お気持ちはよくわかりますが、実はEVの場合、5万km程度まではバッテリー劣化がほとんど気にならないケースが多いです。
ガソリン車と違い、EVはエンジンオイルの劣化もなく、ブレーキパッドの摩耗も少ないため、走行距離による機械的な劣化がガソリン車より穏やかです。実際に走ってみると、走行距離5万kmの中古リーフでも加速のスムーズさは新車のときとほとんど変わらないとおっしゃるお客様が多いです。
もちろん走行距離が少ないに越したことはありませんが、「距離が多い=ダメな車」ではないということは覚えておいてください。
年式と走行距離を確認したら、次に見ていただきたいのがSOH(State of Health=バッテリー健全度)です。新品時を100%として、現在どれくらいの容量が残っているかを示す数値です。
SOHが80%以上あれば、日常の通勤・買い物には問題ありません。KAT WORLDでは全車バッテリー診断を実施しており、SOHの数値をお客様に開示しています。
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SOHの読み方を八代店の整備士が詳しく解説しています
年式が古めでもSOHが高い車はお買い得ですし、逆に年式は新しくてもSOHが低い車は避けたほうがよいこともあります。数字をしっかり確認することが、中古EV選びの失敗を防ぐ最大のポイントです。
八代・熊本市・大津エリアで中古EVをお探しの方に、私が来店時にいつもお伝えしているチェック項目をまとめました。
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中古EVの年式と走行距離は大切な判断材料ですが、それだけで決めないことが大事です。SOH(バッテリー健全度)を合わせて総合的に確認すれば、状態の良い1台をしっかり選べます。
「自分に合った中古EVがわからない」という方は、八代店・健軍店・菊陽大津店にぜひお越しください。実車を見ながら、一緒に最適な1台を探しましょう。