「EVってタイヤの減りが早いって聞いたけど、本当?」——八代店の整備ピットでお客様からこの質問を受けることが増えました。
私は八代店サービス部の栫です。結論から言うと、EVのタイヤは確かにガソリン車より摩耗が早い傾向があります。でも、大丈夫ですよ。原因を知って正しく対策すれば、必要以上に心配することはありません。
EVのタイヤ摩耗が早い理由は、おもに3つあります。
1つ目は車体の重さです。EVはバッテリーを搭載しているぶん、同クラスのガソリン車より重くなります。たとえば日産サクラは約1,070kg。同じ日産の軽自動車デイズが約940kgですから、130kg以上の差があります。この重さがタイヤにかかる負荷を増やしています。
2つ目はトルク特性です。EVのモーターは発進直後から大きなトルク(回転力)を発生します。この力がタイヤに伝わるため、発進時の摩耗が起きやすいんです。
3つ目は回生ブレーキです。EVはアクセルを戻すとモーターが発電機として働き、減速します。この回生ブレーキの力もタイヤに負担をかけます。
一般的なガソリン車のタイヤ交換の目安は走行3万〜4万kmです。EVの場合は2万〜3万km程度で交換時期を迎えるケースが多い印象です。
ただし、これは運転の仕方によって大きく変わります。急加速を避けてなめらかに発進する、回生ブレーキの強さを調整するなど、運転スタイルを少し意識するだけでタイヤの寿命は延ばせます。しっかり見ておきますねとお伝えして、点検時にタイヤの状態も確認するようにしています。
八代や水俣方面は山道が多いので、タイヤのコンディション管理は特に大切。定期的な空気圧チェックとローテーション(前後入れ替え)を習慣にしてください。
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最近は各タイヤメーカーから「EV専用タイヤ」や「EV推奨タイヤ」が発売されています。特徴は以下の3点です。
大丈夫ですよ、従来のタイヤも使えます。ただし、純正で設定されたタイヤサイズとロードインデックス(耐荷重指数)は守ってください。これを変えてしまうと安全性に影響します。運転席のドアに貼られたステッカーで確認できますので、交換時にはチェックしましょう。
EVのタイヤ寿命を延ばすために、日常的にできることをまとめます。
熊本県内、八代・人吉エリアのお客様もお気軽にご相談ください。点検時にタイヤの残り溝や偏摩耗もしっかり見ておきますね。
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EVのタイヤは車体の重さやトルク特性により、ガソリン車より摩耗が早い傾向があります。ただし、運転スタイルの工夫と定期的な点検で十分に対策できます。EV専用タイヤも選択肢のひとつです。
タイヤの状態が気になる方、交換時期の相談は八代店の栫までお気軽にどうぞ。